お金がお金を連れてくる仕組みを作る
日常生活・第二の人生を豊かにするために
資産形成全般

株式投資による資産運用の必要性[老後2000万円問題の解決]

結論:株式投資による資産運用は絶対に必要と考えます

私は現在は資産運用は預貯金だけではなく、世界経済の成長と複利を最大限享受できる株式投資による資産運用が必要と考えています。老後2000万円問題も株式投資による資産運用により解決する可能性がかなり高いものと考えます。これからなぜそう考えているかを述べていきたいと思います。

始めに

日本人は昔から貯金が好きな国民性があり、平均的な日本の家庭は高度成長期時代による右肩上がりの給与、終身雇用制度等で株式等の資産運用はしなくても貯金だけで資産を築ける時代でした。

今では考えられませんが定期預金の金利が8%という時代もあり、その時には預貯金で複利運用したとすると約10年で元本が2倍になりました。100万円を預けたら約10年で200万円になったんです。お金(元本)がたくさんのお金(利子)を連れてきてくれたんですね。

このような金利が続いていれば額面上の資産はどんどん増えるため、株式等のリスクを取ってまで資産を増やすことをしなくても良かった時代でした。

私も子供の頃はお年玉をもらったら郵便局に貯金しに行き、貯金箱をもらうことを楽しみにしていた事を思い出します。私の周りの友達もみんな郵便局や銀行に行って預けていたと思います。子供の頃は今のようにネットなんてなく自分の周りの情報しかなかった時代でしたね。

現在の金利情勢(2021年1月時点)

現在は日本は先進国となり、成熟した社会となってきたり、高齢化社会が進んできたため、最近では右肩上がりの給与も期待できず、終身雇用も風前の灯火となってます。給与が年齢とともに上がっていく時代はほぼ終わりになってます。

また、預金金利がほとんどない状態が続いており、定期預金で最高でも約0.2%程度の金利となっています。(もう少し高いところもあるかもしれませんが1%はいっていないでしょう)

これはどういうことかというと、同じように10年間100万円預け複利運用しても約102万円にしかなりません。現在の銀行預金金利ではあまりお金(元本・種銭)はお金(利子)を連れてきてくれない時代となってます。

老後2000万円問題と預貯金運用

2年ほど前に老後2,000万円問題(金融庁の金融審査会がまとめた報告書によると平均的な世帯で夫が65歳、妻が60歳の場合には、毎月5万円程度の赤字となり、30年生存したとすると5万円×12ヶ月×30年≒1,800万円が年金の他に必要となるということでした。)が騒がれました。

現在、その金額を35歳の人が預貯金だけで達成しようとすると毎月5万円、30歳の人が対処しようとすると毎月約4.3万円を積み立てなければなりません。子供のいらっしゃる人は子供の教育費等で使うお金が増えていく中で、老後のためだけに毎月4万円を積立するのは厳しいのではないでしょうか?私は30代のころはまだ子供も小さく投資に回すお金はボーナスを含めれば毎月10万円くらいを投資資金に回せましたが、40代になりマイホームを購入したり、子供が中学、高校と進むにつれて投資に回すお金がほぼ無くなってしまいました。

そこで、『お金(元本)がたくさんのお金を連れてきてくれる仕組み』を若いうちから考えなくてはいけません。現在の日本では預貯金はその仕組みとなれません。では、老後のための『お金(元本)がたくさんのお金を連れてきてくれる仕組み』は何がいいのでしょうか?

株式投資が必要な理由

資本主義社会の特性⇨世界経済は拡大していく

日本は資本主義社会ですが、資本主義とは、企業や個人が自由な経済活動を行い、それぞれの利潤を追求することによって、社会全体の富や利益が増大していくという考えに基づく社会です。

つまり、資本主義社会では、資本主義社会に住んでいる人が、より良い家に住みたい、より美味しい食べ物を食べたい、色々な場所に行きたいというように自分達の生活を今よりも少しでも豊かにしていきたいということを追求していく世界です。

ということは、全世界で考えると今現在、発展途上国の人々は現在の先進国並みの生活をしたいと考え、先進国は今以上の生活をしたいと考えることとなります。

したがって、私は緩やかでも世界経済(企業や人々の暮らし)は拡大していくこととなる(豊かになる)と考えています。

複利の特性=複利は人類による最大の発明(時間経過が長いほど威力が大きく)

相対性理論で有名なアインシュタインは『複利は人類による最大の発明』と言ったと言われています。先に見てきた通り100万円を8%で複利運用すると約10年で約200万円、20年になると約450万円になります。20年で約4.5倍となるのです。

ちなみに、複利とはわかりやすく言うと元本と利息をそのまま預けっぱなしに(運用)するということです。一方で、単利運用では10年で180万円となり、20年では260万円となります。単利とは元金だけを預けっぱなしに(運用)することですね。複利の威力は時間が経過すればするほど大きくなります。

まとめ

以上、見てきた通り、まず第一に資本主義は全世界的には経済が拡大していくことが必然と考えてます。第二にアインシュタインに人類による最大の発明と言わせた複利の恩恵を一番色濃く受けられる商品に大事な資産(お金)を投資していくことが、たくさんのお金を連れてきてくれることになると考えます。

その2つの特典を受けられる商品は『株式投資』であると私は考えてます。そのため、できるだけ早くに日本の預貯金での運用だけでなく株式投資を行うことが資産を増やしていくために必要だと考えます。私も20代後半から、成長株、優待株式や高配当株式に投資をしてきたおかげで、40代であまり資産運用に資金を回せませんでしたが、投資資金の約3倍以上の資産を築くことができています。

ABOUT ME
つかさゆう
アラフィフの会社員です。妻と高校生・中学生の子供2人の4人家族です。1990年から金定額積立を始め、その後、日本株式を中心に株主優待投資と成長株投資をメインに資産形成をしてきました。近年、米国株の取扱い証券会社が増え手数料も安くなってきたので米国株も投資し始めてます。また、最近は個別株と共にインデックス投資にも投資しています。暗号通貨も投資してます