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投資備忘録

2021年投資方針(所有優待株の売却理由)

2021年に入り、現在50代の私が所有している優待株を売却した理由と今後の投資方針について今回は備忘録をかねて記載していきます。

優待株投資を行ってきた今までを振り返る

優待株投資は優待株投資をしている方の生活を豊かにしてくれると思います。私も優待株投資を積極的に行ったことで(およそ40社)、お米の現物やクオカード等が毎年定期的に届くため、そのおかげで家で消費するお米はほぼ優待品でまかなうことができ、セブンイレブン等の日々のお買い物でもクオカードを使い生活費の足しになってました。

りんごや選べるギフト等で好きな商品を選んだりして、非常に充実した生活を送れていたと思います。家族も非常に喜んで株式投資について、いい印象を持っていただくことには成功したと思います。

また、優待株を購入した時期が良かったのか選んだ企業が良かったのかわかりませんが、ほぼ全ての企業の株式で、今現在は最低で5%〜最大で2000%の含み益がある状態となっております。

10年以上経過しても5%くらいしか上がってない株式もあり、また、優待廃止する企業もあったため、そろそろ見直そうと思っていた時期でした。

所有優待株を売却した理由

2021年1月から所有優待株式を売却中です。なぜ、優待株を売却し始めたのか?それは以下の理由からになります。

優待株の利回りの低下

優待株投資にて株式に投資した時は株価に対して優待品を含めた株式の利回りが3%くらいになるように考え、企業を選別し投資をしてきましたが、株価が上昇したことにより、現在の株価では当初設定していた利回りが当然低下してきたため、他の企業に投資を行う方が投資効率がいいと考えました。

優待株式が多すぎて管理不十分となっていた

優待株の利回り低下にも関連しますが、私は優待株を約40社くらい所有していたため、決算もほぼみていない状態でした。

そのため、優待を廃止した企業や条件変更をした企業等を把握しきれてない状態であり、個別株に株式投資するスタンスとしては最低な状況となっていました。

ふるさと納税が優待品の代替となった

優待品としていただくクオカード、りんごや現物のお米等については、代替できる方法があるのでそれを利用すればいいかと考えました。代替できる方法とはふるさと納税です。お米はもちろん、うなぎやふぐ等も自分が収める税金の範囲でですが他の自治体に寄付をすれば(2000円は負担しますが)、返礼品としてもらうことができます。税金を有効に利用することができます。

ポートフォリオの調整

優待株投資は私は日本株に投資を行っているため(海外であるかも調べてませんが)、30代の頃から自分のポートフォリオに占める日本株の割合が70%以上であったため、本来ならば、その段階でリバランスを行えば良かったのですが、優待品が届く魔力に負けてしまい今までリバランスを行いませんでした。

50代になり、会社員一筋でやってきた私が会社の給与以外で稼いでくれるのが株式投資だけであるため、債権と株式のリバランスを行うとともに優待株投資の比率を低下させ、成長株や高配当株そして値幅の動きが少ないインデックスに投資することが重要だと考えたことです。住宅を購入する際にある程度高配当株にも投資しましたが、優待品を含めての高配当株投資であったこともあり調整が必要となったことも重要な要素です。

今後の投資方針

優待株は現在の株価で2%の利回り以下、BPS、EPSの動向を改めて確認し売却をすすめていきます。優待株を売却することにより投資できる現金が増加することになります。その投資先については以下の通り考えてます。

私が20代・30代であり、老後のためだけというのであれば、海外ETFのVT(全世界株式)や投資信託の全世界株式に投資を行うと思います。世界経済の成長を一番享受できるのが全世界に投資することだと考えているからです。この商品に投資をすることで、老後の生活費資金不足はかなりの確率で逃れることになるのではと考えています。私の子供たちには就職したら、この商品を積立で購入するように勧めたいと考えています。

しかし、私はすでに50代であり、優待株式を売却した金額がある程度まとまった金額であることから(とはいえ数十万円から数百万円くらいですが)投資タイミングを考えつつ、海外株式と海外債権に投資を行いポートフォリオを自分が望む割合に近づけるとともに、日本株個別の成長株・高配当株に投資していこうと思います。私の置かれた状況を考えた場合はそれがベストの選択だと考えてます。

このブログをご覧いただいている投資家の皆さんも自分や家族の状況をよく把握してぜひその時にベストと思える判断をしていって欲しいですね。

ABOUT ME
つかさゆう
アラフィフの会社員です。妻と高校生・中学生の子供2人の4人家族です。1990年から金定額積立を始め、その後、日本株式を中心に株主優待投資と成長株投資をメインに資産形成をしてきました。近年、米国株の取扱い証券会社が増え手数料も安くなってきたので米国株も投資し始めてます。また、最近は個別株と共にインデックス投資にも投資しています。暗号通貨も投資してます